〒153-0041 東京都目黒区駒場1-33-8-2F(駒場東大前駅)
 TEL 03-5875-3261 OPEN 11:00〜19:00(水曜定休)


2025年4月12日(土)〜4月20日(日)水曜定休
営業時間11時〜19時 

鳥取県青谷町に工房を構える山根窯・石原幸二さんの2年ぶりの作品展を開催いたします。
飴釉や灰釉のスリップウェアや、アフリカのプリミティブアートを想起させる蝋抜きの器などを展示販売いたします。
石原さんのお人柄を表したような、大らかなフォルムの作品が数多く並びます。
御高覧くださいますよう、お願い申し上げます。
作者在廊日:4月12日、13日
写真:福山楡青




2025年4月26日(土)〜5月6日(火・祝)水曜定休
営業時間11時〜19時

協力:諸国民窯・古民芸たつの
能野、野間(種子島)、苗代川、壷屋、涌田、八重山など
薩摩古陶の優品と琉球古陶の小品、約200点ほどを展示販売いたします。
* 初日のみ、9時より整理券をお配りいたします。開店の11時になりましたら整理券番号順にご入店いただきます 。
何卒よろしくお願い申し上げます。

○ふたつの焼物と柳宗悦
 南国の強い光を浴びて育まれた琉球・壺屋の陶器。それは、紅型や琉球漆器と同様に彩り豊かな衣を纏っています。日本民藝館の創設者・柳宗悦は「琉球の富」(1939年)で、「恐らくは日本中で伝統的な窯場としては第一に推す可きものでありませう」と讃辞を贈りました。
 いっぽう、薩摩の種子島で作られた能野焼は、同じ南海で生れたにもかかわらず、姿は極めて渋く、侘びや寂びを具現した器といえます。中世の作物をも想起させる美しさを宿していますが、残念なことに柳は能野の存在を知らずに歿しました。もしこの古陶を目撃していたら一文を草したに違いありません。そこでは、茶器として見立てるに足る美質について、深く言及したことでしょう。
 対照的なふたつの焼物ですが、共に作り手の作為や図らいからは自由で、柳が説く美醜なき美を兼ね備えていると言って差し支えないと思います。花器や酒器として、現代の暮らしに活かしていただければ誠に幸いです。



2025年5月10日(土)~5月18日(日)
営業時間11時〜19時 

沖縄で日々の器を作陶する小野更生麗さんの個展を開催します。
べにやでの個展は初めてとなる更生麗さんは、読谷村 北窯や大宜味村共同窯で修行後、恩納村にて
独立。おおらかでありながら、躍動感あふれる力強さが更生麗さんの器の魅力です。「象嵌」や「掻き落とし」技法を施した雑器などを展示販売いたします。
御高覧くださいますよう、お願い申し上げます。
作者在廊日:5月10日
写真:福山楡青